パンクの原因となった釘の実例|見た目以上に多い“修理できないケース”
今回の写真は、直近3ヶ月の間に実際にタイヤをパンクさせた原因となった釘やビス類を集めたものです。

日々の整備や車検対応の中で、お客様から
「急に空気が抜けた」
「朝見たらタイヤが潰れていた」
といったご相談を受けることがありますが、その多くがこのような道路上の異物によるものです。
一見すると小さな釘やビスでも、タイヤにとっては致命傷になるケースが少なくありません。
実際に多いパンク原因|釘・ビスの特徴
写真に写っている釘類には、以下のような特徴があります。
- 木ネジ・タッピングビスなど、ねじ山がある金属類
- 走行中に踏み込みやすい、鋭利な先端形状の釘
- 曲がった状態で刺さり、抜けにくくなる釘
- ワッシャー付きで、刺さると穴が広がりやすい金属部品
これらは、気付かないうちに刺さり、徐々に空気が抜けるケース、一気に空気が抜けて走行不能になるケースのどちらも起こり得ます。
パンク箇所によっては「修理不可」になることも

タイヤのパンクは、どこに刺さったかが非常に重要です。
- トレッド面(接地面)の中央付近 → 状態次第では修理可能な場合あり
- サイドウォール(側面)
- ショルダー部(角部分) → 基本的に修理不可・タイヤ交換対応
写真のような釘は、刺さり方次第で内部構造(カーカス)を傷めてしまうため、修理ができずタイヤ交換になるケースも少なくありません。
パンクしたままの走行は絶対にNGです

空気が抜けた状態でそのまま走行してしまうと、
- タイヤ内部が潰れ、修理可能だったものも使用不可になる恐れ
- ホイールへのダメージにつながる可能性
- 高速走行時のバースト(破裂)リスクが高まる
といった、より大きなトラブルにつながります。
「少しだけだから大丈夫だろう」と走ってしまうことで、結果的に修理費用が高くなるケースは非常に多いです。
一番安全なのは「無理をせずレッカーを呼ぶこと」

パンクに気付いた際は、無理に走らず、任意保険などに付帯しているレッカーサービスを利用するのが最も安全です。
- 自走せずに済むため、タイヤを傷めにくい
- ホイールや足回りへの二次被害を防げる
- 多くの場合、任意保険付帯サービスで追加費用なしで対応可能
結果的に、タイヤを救える可能性が高くなる選択でもあります。
まとめ|小さな釘でも、大きなトラブルにつながります
今回ご紹介した釘は、どれも「たまたま踏んだ」だけで起きたパンク事例です。
誰にでも起こり得るトラブル
見た目以上に危険な状態
初動対応が非常に重要
違和感を感じたら早めの点検、パンクに気付いたら無理をせず、まずはご相談ください。
車検・点検だけでなく、日常のちょっとした不安にも寄り添う整備を心がけています。








