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施工データ
| 車種・メーカー名 | 日産 セレナ(NISSAN SERENA) |
|---|---|
| 年式・型式 | 平成21年式(2009年) ※C25系セレナ |
| 施工内容の概要 | 車検点検時にラジエーターからの冷却水漏れを確認し、 オーバーヒート防止および車検適合のため、新品ラジエーターへ交換対応を実施。 |
| 作業期間 | 約1時間〜2時間 |
| お客様からのご要望・症状 | ・車検に通る状態にしてほしい ・冷却水が減っている原因を知りたい ・大きな故障になる前に修理しておきたい |
| 地域 | 愛知県江南市 |
| 作業概要 | 車検点検中にラジエーター本体からの冷却水漏れを確認。 樹脂タンク部および接合部の経年劣化による漏れと判断し、応急処置ではなく新品ラジエーターへ交換を実施。 交換後は冷却水(LLC)補充およびエア抜き作業を行い、 冷却水漏れの再発がないこと、水温が正常であることを確認。 最終的に車検適合状態まで復旧。 |
| スタッフからのコメント | 今回のようなラジエーターの水漏れは、初期段階では「少し減るだけ」と感じられることも多いですが、放置するとオーバーヒートにつながるリスクがあります。 特に樹脂部の劣化による漏れは再発しやすいため、応急処置ではなく本体交換が適切なケースでした。 車検時に発見できたことで大きな故障を未然に防ぐことができ、結果的に安心して乗り続けられる状態に整えることができました。 |
日産 セレナのラジエーター水漏れを確認|車検時に見つかった冷却水漏れへ新品ラジエーター交換で対応【愛知県江南市】
こんにちは。有限会社 金森石油です。
今回は、愛知県江南市のお客様よりご依頼いただいた、日産 セレナ(平成21年式)のラジエーター交換事例をご紹介します。
今回のような症状は、
「ラジエーター 水漏れ 修理」
「冷却水 減る 原因」
「車 オーバーヒート 前兆」
といったキーワードで検索されることが多い内容です。
ラジエーターからの冷却水漏れは、単なる経年劣化のひとつとして見過ごされがちですが、放置するとオーバーヒートやエンジン損傷につながるおそれがあるため、車検時でも見逃せない不具合です。
今回は点検中に漏れを確認し、応急処置ではなく新品ラジエーターへの交換で対応しました。
ご相談の背景|車検点検中にラジエーターからの冷却水漏れを確認
江南市のお客様より車検のご依頼をいただき、各部点検を進めていたところ、ラジエーター本体からの冷却水漏れが確認されました。
今回のお車は、88歳のお客様より買取させていただいた車両で、年式相応の劣化が進んでいたこともあり、ラジエーターの樹脂タンク部や接合部に疲労が見られる状態でした。
冷却系統は、エンジンを適正温度に保つための重要な機能を担っています。ここに不具合があると、
- 冷却水が減り続ける
- 走行中に水温が上がる
- オーバーヒートにつながる
- 車検にも適合しない
といったリスクにつながります。そのため今回は、その場しのぎの補修ではなく、確実な修理としてラジエーター交換を行いました。
状態確認|結晶化跡とにじみからラジエーター本体の劣化を判断
まずは取り外したラジエーターの状態を確認します。
今回の部品では、ラジエーター側面の樹脂タンクまわりや接合部付近に、冷却水がにじんだ痕跡と結晶化した跡が見られました。
冷却水は漏れた直後だけでなく、乾いたあとにも白っぽい結晶や汚れとして残ることがあります。こうした痕跡は、冷却系統のトラブルを判断するうえで重要なポイントです。

今回のケースでは、外観上の大きな破損だけではなく、樹脂タンク部の経年劣化が進行していたことが漏れの主な原因と判断しました。
年式の経った車両では、アルミコア部分だけでなく、こうした樹脂部の硬化やひび割れが起点になることが少なくありません。
原因特定|なぜ応急処置ではなくラジエーター交換が必要だったのか
冷却水漏れがある場合、まずはどこから漏れているのかを見極める必要があります。今回の判断の流れは以下の通りです。
■今回の確認ポイント
① ラジエーター本体まわりのにじみと結晶化跡を確認
② ホースや周辺部品だけの漏れではないかを確認
③ 樹脂タンク部と接合部の劣化状態を確認
④ 応急補修で再発リスクが高いかどうかを判断
⑤ 車検適合と安全性を両立できる修理方法を選定
その結果、今回はホースの締め付けや一時的な補修で対応する段階ではなく、ラジエーター本体そのものの交換が必要と判断しました。
冷却系統の不具合は、
見た目の漏れ量が少なくても油断できません。
少しのにじみでも、走行条件や温度変化によって急に症状が悪化することがあるため、早めの判断が重要です。
交換部品確認|新品ラジエーターを使用して確実な修理を実施
今回使用したのは、新品のラジエーターです。冷却系統の主要部品であるため、適合確認を行ったうえで交換部品を用意しました。

ラジエーター交換では、本体を入れ替えるだけでなく、取り付け時の位置関係やホース接続部、固定状態まで含めて確認する必要があります。
冷却系統は圧力がかかるため、わずかな組付け不良でも再漏れの原因になるためです。
また、交換作業後には冷却水(LLC)を補充し、系統内のエア抜き作業も確実に行います。
ここが不十分だと、交換後に水温が安定しなかったり、ヒーター性能へ影響が出たりすることもあるため、重要な工程となります。
作業内容|ラジエーター交換後の取付状態と冷却系統を最終確認
交換後は、エンジンルーム内でラジエーター本体の収まりや取付状態を確認します。車両に正しく装着されていること、ホース接続に無理がないこと、周辺部品との干渉がないことを順に見ていきます。

今回の作業では、交換後に冷却水を補充し、エア抜きを実施したうえで、再度漏れが発生していないかを点検しました。最終的に、
- 冷却水漏れなし
- エンジン温度正常
- 交換部品の固定状態良好
- 車検適合確認
まで確認して作業完了となりました。
今回は約1時間〜2時間程度の作業でしたが、冷却系統の整備は短時間作業であっても重要度の高い内容です。
車検時に見つかった段階で対応できたことは、結果として大きな故障の予防にもつながっています。
整備士コメント|冷却系統の不具合は「まだ走れる」段階でも早めの修理が重要です
今回のケースでは、ラジエーター本体に冷却水漏れの痕跡があり、樹脂タンク部の劣化も進んでいたため、応急処置ではなく本体交換が適切と判断しました。
冷却水漏れは、症状が軽いうちは、
「少し減るだけ」
「まだ乗れる」
と受け止められがちですが、冷却系統はエンジン保護に直結するため、後回しにするとリスクが高くなります。
特に車検時に発見された場合は、単に車検を通すためだけではなく、今後も安心して乗れる状態に戻すという視点で整備内容を決めることが大切です。
比較解説|漏れ止めや応急処置で済ませる場合と、本体交換を行う場合の違い
ラジエーターの水漏れでは、「とりあえず補充して様子を見る」「漏れ止め剤で済ませたい」という考え方もあります。しかし、今回のように本体劣化が進んでいる場合は注意が必要です。
■応急処置で済ませる場合
・一時的に症状が落ち着くことはある
・再発リスクが残りやすい
・車検や長距離走行で不安が残る
・症状悪化時にオーバーヒートへつながる可能性がある
■新品ラジエーターへ交換する場合
・漏れの原因部位そのものへ対応できる
・再発防止につながりやすい
・冷却系統の信頼性を回復しやすい
・車検適合と安全性を両立しやすい
今回のように安全性を優先するケースでは、表面だけの対応ではなく、原因部位に対する確実な修理が有効です。
今回の整備ポイント
✅ 車検点検中にラジエーター本体からの冷却水漏れを発見
✅ 樹脂タンク部と接合部の劣化を確認し、本体交換が必要と判断
✅ 新品ラジエーターへ交換し、冷却系統を正常化
✅ 交換後はエア抜き作業と漏れ再発防止確認まで実施
✅ 冷却水漏れなし・水温正常・車検適合を確認して作業完了
冷却水交換時期の管理も重要|定期確認で大きな故障予防につながります
冷却系統は、ラジエーター本体だけでなく、
LLC(冷却水)の管理も大切です。
今回の車両でも、交換時期の記録が残されており、次回交換目安の確認ができる状態でした。

冷却水は見た目だけでは劣化を判断しにくいこともありますが、定期的に交換履歴を確認し、必要に応じて点検・交換を行うことで、ラジエーターやウォーターポンプなど周辺部品への負担軽減にもつながります。
「最近冷却水が減る」
「水温が気になる」
「車検前に不安をなくしておきたい」
といった場合は、早めの点検がおすすめです。
よくあるご質問
Q. 冷却水が少し減るだけでも修理は必要ですか?
A. はい。冷却水が自然に大きく減ることは多くないため、減り方によっては漏れや系統不良の可能性があります。少量でも早めに確認することで、大きな故障の予防につながります。
Q. ラジエーター水漏れのまま乗り続けるとどうなりますか?
A. 冷却水不足によりエンジン温度が上がり、最悪の場合はオーバーヒートにつながります。軽いにじみでも症状が悪化することがあるため、継続走行はおすすめできません。
Q. 車検時にラジエーター漏れが見つかった場合、そのまま通りますか?
A. 冷却水漏れが確認される状態では、車検適合が難しいケースがあります。安全面でも重要な不具合のため、適切な修理を行ったうえでの継続使用が安心です。
症状カテゴリ
- ラジエーター水漏れ
- 冷却水減少
- オーバーヒート予防整備
- 車検不適合修理
点検確認カード
- ラジエーター本体の漏れ痕・結晶化跡を確認
- 新品ラジエーターへ交換
- 冷却水補充・エア抜き作業を実施
- 交換後の漏れなし・水温正常を確認
- 車検適合まで最終確認を実施









